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2020/09/03

注文住宅を建てるためにかかる費用について、相場や内訳を徹底解説!

コラム

注文住宅を建てる上で、決して避けて通れないのが資金計画。
注文住宅の購入はほとんどの場合、長期にわたって返済を続けることになるので、資金計画は非常に重要になります。資金計画のポイントは費用の相場を知っておくことです。
どのくらいの予算で、どのような注文住宅を建てることができるのかを把握しておくことで、予算に合ったプランを作成することができます。

そこで今回のコラムでは、注文住宅を建てるための費用の内訳や相場について徹底的に解説します。
 

注文住宅を建てるための費用の内訳について

基本的に注文住宅を建てるのにかかる費用は①建築費用、②土地購入費用、③その他手続きにかかる費用の三つに分けることができます。それでは、一つひとつ詳しく解説していきたいと思います。
 

①建築費用

建築費用には、住宅を建てるために必要な全部の工事の費用が含まれます。住宅を建てるための工事としては基礎工事や外装工事、内装仕上げなどが挙げられます。そして工事費用以外にも契約、着工、上棟、引き渡しなどそれぞれの段階で費用が発生するので、段階ごとにわけて支払うのが一般的です。また建築費用は会社ごとに異なり、人気の建築設計事務所では費用が高くなる傾向にあります。
 

②土地購入費用

建売とは異なり、注文住宅を建てる際は土地も自分で探して購入しなければなりません。しかし、土地の価格の相場は一概にいくらということは難しいです。土地の利便性やブランド性、流通量などの影響を受ける他、エリアによる差が大きいためです。

また土地購入費用には土地の価格に加えて、別途で地盤改良費用がかかることがあります。地盤が弱い土地や整備されていない土地を、住宅を建てるのに十分な土地に改良するための費用で、その額は100~200万程度です。土地の購入を検討する際は土地の価格に加えて他の費用が発生しないかどうか事前に確認することを忘れないようにしましょう。
 

③その他手続きにかかる費用

登記手続き費用や土地を購入する際の仲介費用、住宅ローンに関係する費用などがその他手続きにかかる費用に該当します。その他手続きにかかる費用の相場としては①建築費用と②土地購入費用を合わせた金額の8~10%(消費税込み)ほどになります。

人によっては、仮住まいの費用や引っ越し費用などが発生するので、自分の状況に応じてその他手続き費用を予算に含めておくと良いでしょう。
 

注文住宅を建てるために必要な資金の相場

次に、注文住宅を建てるために必要な資金の相場を解説していきたいと思います。注文住宅を建てるために必要な資金を住宅金融支援機構で用いられている用語で所要資金と言います。所要資金とは住宅ローンの“フラット35”に申し込んだ時点での“予定建設費”と“土地取得費”を合計した金額のことです。住宅ローン関係の話でよく使われる言葉なので覚えておきましょう。

それでは具体的な数値を見ていきたいと思います。


※2019年度 フラット35利用者調査より

建築費用の全国平均は3,454万円となっており、この金額が注文住宅の建築費用の相場といえます。住宅面積には大きな差はなく、土地の価格が高い首都圏や大都市が多い地域の所要資金が高くなる傾向にあります。
 

まとめ

いかがだったでしょうか。
今回のコラムでは注文住宅を建てるためにかかる費用の相場と内訳を解説しました。
少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。
次回のコラムでは、注文住宅の建築事例を予算別にご紹介しますので、ご期待ください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。