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2020/09/10

注文住宅の特徴を予算別に徹底解説!

コラム

注文住宅を建てる際には資金計画が必ず必要になります。
住宅にかかるお金、土地にかかるお金、その他手続きにかかるお金など、注文住宅を一軒建てるためには、多くのお金がかかるためです。
前回のコラムでは注文住宅を建てる際にかかる費用の内訳と相場についてお話しました。
今回のコラムでは、特に住宅にかかるお金に焦点をあてて、予算別に注文住宅の特徴をお話します。
 

予算ごとの注文住宅の特徴

1,000万円台

建築費用が1,000万円台のお家は、若くて資金はないが早くお家を建てたい方やお家にお金をあまりかけたくない方など、性能やデザインよりも価格を重視される方が選ばれる価格帯になります。価格が安いため、デザインとしてはシンプルな長方形や正方形のお家が多い傾向があります。
 

2,000万円台

建築費用が2,000万円台のお家は、何にこだわりたいかによって大きく異なります。デザインにこだわりたい方は外壁をタイルや塗り壁にしたりできますし、性能にこだわりたい方は内装を安価に抑えてキッチンやバスルームを機能性の高い設備にしたりできます。1,000万円台のお家に比べて予算に余裕があるからといって、たくさんの希望を詰め込むと予算オーバーになりがちな価格帯になりますので注意が必要です。お家への希望の優先順位を付けて、予算と照らし合わせながら検討すると良いでしょう。他にも、建築費用以外に家具の買い替えなどで費用がかさむことがありますので、建築費用が2000万円台のお家の場合は、お家を建てるのにかかる費用全体を考えて予算配分をすることが大事になってきます。
 

3,000万円台

前回のコラムでお話した通り、建築費用の全国平均は3,454万円なので、建築費用として3,000万円台前半の予算を用意しておけば、平均的なグレードのお家を建てることができます。建築費用の予算が3,000万円台後半になってくると、デザインや性能のグレードアップが可能ですが、2,000万円台のお家と同様に、希望を次から次へと実現させると予算オーバーになりがちなので注意が必要です。予算と照らし合わせながら、内装費用を抑えたり、部屋によって素材を使い分けるなどの工夫を施して、満足のいくお家になるよう検討してみてください。
 

4,000万円台

建築費用が4,000万円台のお家になると、叶えられる希望のグレードが非常に高くなってきます。中庭付きのロの字型やコの字型の住宅などの全体的に凹凸の多い外壁の面積が多い構造のお家を建てることが可能です。他にも内装にこだわって、玄関から廊下、LDKまでを同一の素材で統一して高級感を出したり、コストの高い吹き抜けを作ったり、室内に漆喰などの自然素材を利用したりなど、個性豊かなオンリーワンのお家を建てることができる価格帯になります。もちろんデザインだけでなく、性能にこだわって、キッチンやバスルームなどのグレードを上げることも可能なので、様々な希望を取り入れた理想のお家を実現させることができます。
 

まとめ

いかがだったでしょうか。
今回のコラムでは注文住宅の特徴を予算別にお話ししました。
自分が建てたい家の要望に優先順位を付けて、住宅以外にかかるお金のことを考えて予算配分をすることが、満足のいくお家づくりにするためのポイントです。

今回のコラムが少しでも皆さまのお役に立てれば幸いです。
次回のコラムでは注文住宅にかかる費用を安く抑えるためのポイントについてお話しますので、ご期待ください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。