風に強い家
Ability
耐風
いざという時、大切な家族と住まいを守るため
LIDECOでは、風の被害に強い家づくりをすすめています。
木更津・君津と台風
2019年9月に上陸した台風15号において千葉県木更津市では、9月9日午前
2時48分に、東南東の風49.0m/sを記録しました。
この値は、統計を開始した2008年以降、2013年10月16日の北北西36.3m/sに次ぐ、観測史上最も高い値となりました。
風について
世界的に見ると、自然災害の85%以上は、台風などの強風によるもの(※1)だそうです。高層建築物と異なり、住宅では風荷重よりも地震荷重の方が大きいため、ついつい検討が後回しになりがちですが、木更津・君津に建つLIDECOの家では、風が与える影響についても重視しています。
建築基準法の度重なる改正により、近年では建築物の構造躯体については風災害の被害が極めて少なくなったと言われています。
一方で、風は地震と異なり建物表面から作用するため、屋根ふき材や外壁や開口部といった外装材に対して風の被害が発生します。
※1 建築技術 2000.07 基本から学ぶ「風」のすべてP.108
飛散物を出さないこと
風上の建築物の屋根ふき材等の破損によって飛散物が発生し、それらが風下の建築物に衝突して被害を発生させることがあります。
そのため、飛散物を出さない視点からの家づくりが重要です。
LIDECOで採用している屋根ふき材は、ガルバリウム鋼板製でありJIS G 3322の基準を満たしています。
また、アルミと樹脂のハイブリッド建具は、耐風圧性能S-3(160)等級でありJIS A 4706の基準を満たしているために安心です。
強風時では軒天井にも強い外圧が作用します。LIDECOでは軒の出が短く強風の影響が減少されるとともに、適切な施工により軒天井の仕上げ材が剥離するという被害もありません。
L字型などの複雑な平面形状の建物は、単純な矩形の建物に比べて、風によるねじりモーメントが強く働きます。
またベランダや庇が出ていると、大きな風圧が作用します。単純な矩形を基準とするLIDECOは、風に強い形状です。
飛散物から家を守ること
飛散物で窓ガラスが破損すると、室内の内圧が上がり、最悪の場合、屋根全体が飛ばされる被害に至る可能性があります。飛散物による被害は風圧による被害に匹敵するともいわれており、十分な対策が必要です。
LIDECOのSto壁は、通常の窯業系サイディングに比べ強い耐衝撃性に優れ、飛散物から大切な建物を守ります。
また、ガラスについては防犯ガラスや飛散防止フィルムをおすすめしております。
※令和2年度補正ものづくり補助金により作成