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2020/10/15

注文住宅を建てる上で、注意すべき性能面の4つのポイント!

コラム

生涯で最も大きな買い物と言われるのが住宅の購入です。中でも注文住宅は文字通り、お客様の注文を叶える住宅ですので、分譲住宅よりも金額が高くなる傾向にあります。折角の注文住宅の購入で失敗しないために、今回のコラムでは注文住宅を建てる上で、注意すべき性能面の4つのポイントについて紹介します。
過去のコラムでは注文住宅で注意すべきポイントを他にも紹介していますので、興味がある方は下記のリンクからお読みください。
①間取りで注意すべきポイント
②予算で注意すべきポイント
③土地探しで注意すべきポイント
 

性能面で注意すべき4つのポイント

注文住宅を建てる上で注意すべきポイントは多くありますが、実際に生活する上で最も大きな影響があるのが、住宅の性能です。住宅の性能で住み心地や光熱費・修繕費などが大きく変わってきます。

①暑さ・寒さ対策

1つ目のポイントは暑さ・寒さ対策です。部屋の暑さや寒さをしっかりと考えればよかったと後悔する人が多いです。特に、日当たりや風通しなどを考慮した設計や間取りにすれば良かったという声を多く耳にします。
室内の温度は、採光や風通し、断熱材の使用など、さまざまな要素で変わります。特に、日差しの入り方などは季節や時間帯によっても大きく異なることを知っておきましょう。
暑さ・寒さ対策は知識が必要ですので、住宅会社の設計担当者とよく相談して決めるのがおすすめです。
 

②防音

2つ目のポイントは防音です。音に関する後悔も、暮らし始めて気づく人が多いポイントです。「防音をしっかり考えればよかった」と後悔する人が多いです。
防音設備を付けるのは大変ですが、音に関する後悔を防ぐためにできることはあります。例えば寝室やリビングの真上に騒音の出そうな部屋や設備が配置されていないかどうか、駐車場や幹線道路など騒音が入ってきそうな場所の近くに静かに過ごしたい寝室などが配置されていないかどうか、設計段階で確認しておきましょう。
 

③耐震

3つ目のポイントは耐震性能です。地震が多い日本では住宅に耐震性能が強く求められます。耐震性能を高めるには住宅と土地の2つに注意する必要があります。地震に強い家と土地の2つが揃って初めて耐震性能の高い家が出来上がるのです。
建築基準法で定められた耐震等級という基準がありますので、評価の参考にすると良いでしょう。耐震等級は1~3まであり、3が最高等級になます。耐震等級3では警察署や消防署などの災害時に復興拠点となるような施設と同等の耐震性能になります。また、耐震等級1でも建築基準法で要求される耐震性能は満たしております。
長年生活することになる注文住宅ですので、地震に対する対策は可能な限り万全にしておくことをおすすめします。
 

④コンセント

最後のポイントはコンセントです。コンセントの数が少なかったり、生活を考えた配置になっていなかったという声を良く耳にします。日々の生活では電化製品やモバイル機器などコンセントを必要とする機器が多く使われています。実際に自分がどこでどのように生活をするのかしっかりとイメージして、必要な場所に必要な数のコンセントを設置することをおすすめします。
 

まとめ

今回のコラムでは注文住宅を建てる上で注意すべき性能面の4つのポイントについて紹介しました。住宅の性能は実際に生活する上での快適さに直結しますので、実際の生活をイメージして、何が必要なのかしっかりと考えた上で間取りや設備を決めると良いでしょう。とはいえ、初めてのお家づくりをされる方がほとんどだと思いますので、わからないことや気になることはプロである住宅会社の方に相談することをおすすめします。
今回のコラムが少しでも皆さまのお役に立てれば幸いです。
次回のコラムでは、注文住宅のデザインで注意すべきポイントについて紹介しますのでご期待ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。