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2020/10/22

失敗例から学ぶ!注文住宅のデザイン面の4つのポイント

コラム

注文住宅は文字通り、お客様の注文を叶える住宅です。お客様によってこだわりたい点は異なると思いますが、「デザインにこだわりたいから注文住宅を建てたい」というお客様が多い印象です。そこで今回のコラムでは注文住宅を建てる際に気を付けるべきデザイン面のポイントを4つ紹介します。
過去のコラムでは注文住宅で注意すべきポイントを他にも紹介していますので、興味がある方は下記のリンクからお読みください。
①間取りで注意すべきポイント
②予算で注意すべきポイント
③土地探しで注意すべきポイント
④性能面で注意すべきポイント
 

デザイン面で注意すべき4つのポイント

①外壁

1つ目のポイントは外壁です。外壁では素材や色に注意する必要があります。「完成してみたらイメージと違った」という声をよく耳にします。外壁を決める際に見るサンプルは小さく、実際の家とはどうしても見え方に差が出てしまいます。光の当たり方によっても見え方は変わりますので、太陽光、蛍光灯など、いろいろな光の下でチェックするのも1つの方法でしょう。また、外壁は家を保護する役割もあるため、素材の特徴も考慮に入れる必要があります。中でも特にオススメなのはモデルハウスや完成見学会へ実際に注文住宅を見に行くことです。実物大のサイズで、かつ自然光の下で外壁を見ることができるので実際のイメージを掴むことができます。
 

②内装

2つ目のポイントは内装です。内装も外壁と同様に素材や色に注意する必要があります。「壁紙の強度が脆くすぐに傷が付いてしまった」「実際の壁紙がサンプルとイメージが違った」など、内装に関する後悔の声をよく耳にします。壁紙は部屋の中でも面積が大きく、室内の印象を左右します。小さなサンプルやカタログで見るよりも、実際の部屋のほうが明るく見えるという点は覚えておくと良いでしょう。また、色やデザインを重視したくなりますが、素材もさまざまです。家族構成や生活スタイルに合わせて、機能も考慮して選ぶことをオススメします。こちらも外壁と同様にモデルハウスや完成見学会へ実物を見に行くのが一番オススメです。やはり実物を見るのが一番イメージを掴むことができますし、性能面についても担当の住宅会社の方に直接聞くことができます。
 

③ベランダ

3つ目のポイントはベランダです。ベランダで注意すべきポイントは広さと導線です。「もっと広くすれば良かった」「1つの部屋からしかベランダに出れなくて不便」といったケースが多くあります。ベランダは外から見える場所ですので、見た目が良いかどうかも確かに気になります。しかし、ベランダで洗濯物や布団を干すことを考えているのであれば、家族の人数などを考慮して、十分なスペースを取り、実際の生活を考えた導線にすると良いでしょう。デザイン面と性能面のバランスをうまく取ることが重要です。
 

④窓

最後のポイントは窓です。窓で注意すべきポイントは位置と大きさです。「開放感のある大きな窓にしたが外からの視線が気になる」「南西側に窓を作ったが夏場の西日が厳しい」といったケースがあります。大きな窓は開放感があって良いものですが、外からの見え方を考慮して、目隠しの方法を検討しないと外から丸見えの落ち着かない空間になってしまいます。また窓を配置する際には、1年の暮らしをシュミレーションして、春夏秋冬の太陽光や風などの気候的条件の検討も必要になります。近年は建物自体が高気密高断熱化されていますので、冬場の寒さより、夏場の暑さ対策が重要視した方が良いでしょう。
 

まとめ

今回のコラムでは注文住宅で注意すべきデザイン面の4つのポイントを紹介しました。ポイントをまとめると、モデルハウスや完成見学会で実際のイメージを掴むこと、デザイン面と機能面のバランスを考えることが非常に重要です。デザインだけにこだわっても、住み心地の悪い家になってしまうので、デザインと性能を両立させた快適に暮らせるお家を目指しましょう。

今回のコラムで、注文住宅で注意すべきポイントをまとめたコラムは終了となります。過去のコラムに興味がある方は下記のリンクから是非お読みください。
①間取りで注意すべきポイント
②予算で注意すべきポイント
③土地探しで注意すべきポイント
④性能面で注意すべきポイント
 
今回のコラムが少しでも皆さまのお役に立てれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。